スピーディーかつ正確なチューニングを実現!PolyTune 3の魅力を徹底解説

エフェクター

ギターやベースのチューニングを効率よく行いたい方にとって、ポリフォニックチューナー「PolyTune 3」は欠かせない存在です。すべての弦を一度にチェックできる革新的な機能や、プロフェッショナル向けの高精度ストロボモードを搭載。さらに、信号劣化を防ぐバッファード・バイパス機能も備えており、ライブやレコーディングで大活躍します。

本記事では、PolyTune 3の特徴、使い方、活用シーンについて詳しく解説します。初心者からプロまで幅広い層に支持される理由を、ぜひお確かめください。


PolyTune 3の主な特徴

  • ポリフォニックチューニング機能 PolyTune 3は、すべての弦を一度に鳴らすだけで、各弦の調律状態を瞬時に確認できるポリフォニックモードを搭載しています。この機能により、ライブやリハーサルの際に迅速なチューニングが可能になります。
  • ストロボモードの高精度性 ストロボモードでは、精度±0.02セントを実現。特にレコーディングやプロフェッショナルな場面で役立ちます。

筆者のまわりでは、ポリフォニックチューニングはおまけという感じで、普通のチューナーとして使ったときのその精度の高さが評価されている印象です!

  • バッファード・バイパス機能 PolyTune 3は、トゥルーバイパスとバッファードバイパスの両方に対応。特にバッファードバイパスは、長いケーブルを使用した際やエフェクターボードで信号が劣化しやすい場合に効果を発揮します。

単体でも販売されているボナファイドバッファーが搭載されています!
単体でも結構な値段するので、チューナー機能にバッファーがついているのは非常にお得と言えますね!
ボードのスペースも節約できます!

  • コンパクトで視認性の高いディスプレイ 明るいLEDディスプレイが搭載されており、屋外の強い日差しの下でも視認性を確保します。また、自動調整機能でディスプレイの明るさが最適化されます。

使い方のポイント

  1. モードの切り替え チューナーは自動でポリフォニックモードとモノフォニックモードを切り替えます。単音で弾くとモノフォニックモード、多弦を鳴らすとポリフォニックモードになります。
  2. バッファード・バイパスの活用 信号劣化を防ぎたい場合はバッファードモードを選択します。PolyTune 3のサイドスイッチや設定メニューから切り替えが可能です。
  3. ストロボモードでの精密調整 ストロボモードを選択することで、特に微細な調整が必要なシーンで威力を発揮します。プロフェッショナルなセッティング時におすすめです。
  4. ペダルボードへの組み込み コンパクトなサイズ感のため、どんなエフェクターボードにも収まりやすい設計です。また、電源供給は9Vアダプターを使用します。

かゆいところに手が届く設計となっています。
後述しますがノーマルタイプとミニタイプのバリエーションがあります!


活用シーンを詳しく解説

  • ライブ演奏 短時間でのチューニングが求められるライブでは、ポリフォニックモードが特に便利です。演奏中の緊急な調整でも、全弦を一度に確認できるため、セット間の時間を大幅に短縮できます。

ある程度合わせてある状態で、ズレてないか確認するシチュエーションに最適ですね。

  • レコーディング 高精度なストロボモードを使用することで、わずかな音程のズレも修正可能です。特にスタジオ録音では、正確なピッチが求められるため、PolyTune 3が信頼できるツールとなります。
  • 日常の練習 シンプルな操作性により、初心者からプロまで幅広く利用可能です。家庭での練習や、音楽学校でのレッスンでも役立ちます。
  • バンド練習 リハーサル中にスピーディーな調整ができることで、練習時間を効率的に活用できます。また、複数人の調整が必要な場面でも、個別のモノフォニックモードで精密な設定が可能です。

PolyTune 3のメリットと注意点

  • メリット
    • チューニング時間の短縮
    • 精密な音程調整
    • 信号劣化を防ぐ機能
    • 優れた視認性
  • 注意点
    • ストロボモードは高精度ゆえに調整に少し時間がかかることもあります。
    • 初めて使用する際には、モード切替やバイパス設定を確認することをおすすめします。

シンプルなチューナーではあまり説明書を読み込む必要がないですが、多機能ゆえにそれぞれの設定が自分の求める状態にあるか確認しないといけませんね


POLYTUNE 3シリーズのラインナップと特徴

1. POLYTUNE 3

概要: Polytuneシリーズのスタンダードモデルで、ペダル型のチューナー。多機能で、プロフェッショナルなギタリストやベーシスト向け。

  • ポリフォニック・チューニング: すべての弦を一度にチューニング可能。
  • ストロボモード搭載: 超高精度のチューニング(±0.02セント)。
  • バッファーモード: 「BonaFide Buffer」機能を内蔵し、信号劣化を防止。トゥルーバイパスも選択可能。
  • ディスプレイ: 視認性の高いLEDディスプレイ。
  • サイズ: 標準的なペダルボード向けの大きさ。
  • 電源: 外部電源または9V電池。

2. POLYTUNE 3 mini

概要: Polytune 3をコンパクトにしたミニサイズのペダル型チューナー。省スペース設計。

  • ポリフォニック・チューニング: Polytune 3同様、すべての弦を一度にチューニング可能。
  • ストロボモード搭載: 高精度なチューニング(±0.02セント)。
  • サイズ: 通常モデルよりも小型で、ペダルボードのスペースを節約可能。
  • バッファーモード: BonaFide Buffer機能を内蔵(トゥルーバイパスも選択可能)。
  • 電源: 外部電源のみ(9V対応)。電池使用不可。

3. POLYTUNE CLIP

概要: クリップ型のチューナー。ギターやベースのヘッドに直接取り付けて使用するタイプ。

  • ポリフォニック・チューニング: すべての弦を一度にチューニング可能。
  • ストロボモード搭載: 超高精度のチューニング(±0.02セント)。
  • ディスプレイ: 高視認性のクリップオンディスプレイ。角度調整が可能で、左利き用モードも搭載。
  • コンパクトさ: 携帯性に優れ、手軽に使用可能。
  • 電源: ボタン電池(CR2032)で動作。
  • 用途: 自宅練習やライブのサポート、気軽な使用に適している。

比較まとめ

製品名タイプ主な用途サイズ電源特徴
POLYTUNE 3ペダル型プロ向け、スタンダードモデル標準9V電池/外部電源高精度、バッファー内蔵、視認性良好
POLYTUNE 3 miniペダル型スペース重視のコンパクトモデル小型外部電源のみ高精度、バッファー内蔵、超小型
POLYTUNE CLIPクリップ型携帯性重視、練習や軽いライブ向け非常に小型ボタン電池 (CR2032)高精度、視認性の高いクリップディスプレイ

ボードのスペースを優先するか、視認性を優先するか、どのタイプも非常に魅力的で悩ましいですね!
ペダル、クリップなどそれぞれのチューナーのタイプ別の特徴についてまとめた下の記事もよければ御覧ください!

PolyTune 3のまとめ

PolyTune 3は、ポリフォニックチューニングと高精度なストロボモード、そしてバッファード・バイパス機能を兼ね備えた万能チューナーです。特に、スピードと精度が求められるギタリストやベーシストにとって強力なツールとなるでしょう。

手軽な操作性とプロレベルの性能を兼ね備えたこのチューナーを、ぜひあなたのエフェクターボードに加えてみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました