BOSS “JB-2 Angry Driver” は、ギタリストにとって夢のような多彩な音作りを実現するオーバードライブ&ディストーションペダルです。BOSSの伝統あるクオリティと、JHS Pedalsの独創的なサウンド設計が融合したこのペダルは、BD-2 Blues DriverとAngry Charlieという2種類の回路を内蔵し、ワンタッチで音色を切り替えることが可能です。クリーンなブーストからアグレッシブな歪みまで、シチュエーションに合わせた幅広いトーンが得られるため、ライブやスタジオどちらでも活躍します。
各回路の持つ独自のキャラクターと、簡単な操作性、そして 堅牢なボディ は、多くのユーザーから高い評価を受けています。本記事では、製品の背景や各回路の特徴、実際の使用感とユーザーの声を交えながら、JB-2 Angry Driverの全貌に迫ります。
製品概要と開発背景
BOSS “JB-2 Angry Driver” は、BOSSとJHS Pedalsという二大ブランドの強みを融合して開発されました。従来のBD-2 Blues Driverの温かみあるオーバードライブと、JHSが手掛ける Angry Charlieの攻撃的なディストーション回路が組み合わされ、ギタリストが求める多様な音色を一台で実現。開発当初から、幅広いジャンルに対応できるサウンドと、ライブでも安定したパフォーマンスを発揮する堅牢性が重視されました。
デュアルサーキットの特徴と音作り
BD-2 Blues Driverモード
このモードでは、温かみと豊かなダイナミクスを持つオーバードライブサウンドを実現。クリーンな信号に微妙な歪みを加え、ブルースやロックの定番サウンドを求めるプレイヤーに最適です。トーンやレベルの調整により、細やかなニュアンスが表現可能で、ソロやリフの際にも滑らかに響きます。
BOSS BD-2については下の記事で簡単にまとめていますので良ければご覧ください!
Angry Charlieモード
対照的に、Angry Charlieモードは、よりアグレッシブでハイゲインな歪みサウンドを提供。メタルやハードロックなど、パワフルでエッジの効いたサウンドが求められるシーンに最適な設計となっています。エッジの効いたアタックと豊富なサステインは、エフェクトをかけた際に一層の存在感を放ち、激しい演奏シーンでも安定したパフォーマンスを発揮します。
切替機構と操作性
シンプルなスイッチ操作により、瞬時に2つの回路モードを切り替え可能。操作パネルは直感的なレイアウトとなっており、ライブパフォーマンス中でもスムーズに音色を変化させられます。各パラメーター(ドライブ、トーン、レベル)の細かな調整が可能で、ユーザーの好みや演奏スタイルに合わせたカスタマイズが行えます。
2 in 1の歪みエフェクターとしては最近紹介したstrymon sunsetなども挙げられますね!
こちらはサイズはJB-2よりも少し大きいですが、つまみの数や2チャンネルそれぞれ3種類の音色を選択できるため、都合9通りの音作りができるとして評価されています。
弾き比べて自分の理想の音や使用感に近い方を選ぶのがいいですね!
Strymon sunsetについては下記の記事で紹介しているのでよろしければご覧ください!
実際の使用感とユーザーの評価
各レビューサイトや公式情報によると、JB-2 Angry Driverは実際の演奏現場で高い評価を得ています。エフェクターユーザーは、温かみのあるオーバードライブと、エッジの効いたディストーションが一台で楽しめる点を絶賛。
ライブパフォーマンスでは、切替スイッチの使い勝手の良さが特に評価され、シンプルながらも多彩なサウンドが求められるシチュエーションにおいて、その真価が発揮されると評されています。加えて、頑丈なボディと安定した動作は、ツアー中の過酷な環境下でも信頼性を保つ重要なポイントとなっています。
BOSSのいつものサイズに2種類の音色が詰まっており、コンパクトな超反則級のエフェクターといえます。スタジオやライブハウスで活躍するのはもちろんのこと、ストリートライブなどの非常に持ち歩くアンプに制約があり、荷物を最小限にしたいといった環境で最大限に生きる、そんなエフェクターだと筆者は感じました。
ちなみに、ストリートライブなどで活躍する筆者おすすめの超軽量なアンプとしてVOX VX50 GTVが挙げられます。
まとめ
BOSS “JB-2 Angry Driver” は、 BD-2 Blues Driver と Angry Charlie という2つの個性豊かな回路を内蔵した、非常に高い汎用性を持つエフェクターペダルです。シンプルな操作性と堅牢な設計、そして幅広い音作りの可能性が融合し、あらゆるジャンルのギタリストに 新たな表現の場 を提供します。
ライブやスタジオ、どちらの環境においてもその実力を発揮するJB-2 Angry Driverは、今後の音楽制作やパフォーマンスに欠かせない存在となるでしょう。各回路の特徴を理解し、シチュエーションに合わせた使い分けを楽しむことで、あなたのサウンドはさらに広がりを見せるはずです。
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