最近注目の Fender Acoustasonic Player Telecaster。テレキャスターという伝統的なフォルムを大事にしつつ、アコースティックとエレクトリックの両方の魅力を楽しめる、非常にユニークなギターです。
シトカ・スプルースのトップとマホガニーのバック&サイド、さらにマホガニー製のネックにローズウッドの指板という素材選びは、温かみのある豊かな音色を実現。独自のノイズレスピックアップとFishman製ピエゾが組み合わさり、クリアなエレクトリックサウンドから柔らかいアコースティックトーンまで幅広い音楽表現が可能に。直感的な操作性と軽量設計で、長時間の演奏でもストレスを感じさせません。
メキシコの最新工場で作られているおかげで、品質も抜群で手頃な価格設定。これからギターを始める人にも、長年のファンにも十分満足できる一台と言えるでしょう。
1. デザインと素材へのこだわり
Acoustasonic Player Telecasterは、昔ながらのテレキャスターらしいシンプルで美しいシルエットを残しながらも、ホロウボディの採用でアコースティックギターらしい共鳴を実現しています。ボディトップに使われるシトカ・スプルースは軽くて強靭、バックとサイドはマホガニーの温かみが感じられる素材。さらに、ネックにもマホガニー、指板にはローズウッドやエボニーを使うことで、演奏時のフィーリングがとても滑らかで、見た目も上品。これらの素材の組み合わせが、豊かなサウンドと快適な演奏性を両立させています。
かなりこの木の風合いのある見た目が特徴的ですよね!
ギターの素材別の特徴は下記の記事で簡単にまとめているのでよければご覧ください!
2. 多彩なサウンドメイキング
このギターの大きな魅力は、Fender独自のAcoustasonic NoiselessピックアップとFishman製のアンダーサドル・ピエゾトランスデューサーという2種類のピックアップを搭載している点。3ウェイスイッチとブレンドノブの操作で、エレクトリックとアコースティックの両方のサウンドを、まるで別の楽器のように使い分けられます。ライブでのソロやスタジオでのレコーディング、どんなシーンでもその多彩な音色が大活躍。ギター一台で複数の音楽表現ができるのは、非常に魅力的なポイントです。
色々入っているマルチエフェクターにはアコースティックシミュレーターのようなエフェクトが入っていることがありますが、その音とは正直別物なクオリティといった感じでした!
フェンダーフラッグシップ原宿では筆者の行ったときにはカフェの目の前のブースで試奏ができました。
他の人の演奏も(その人が上手かったのももちろんあり)、カフェのBGMとしてとても心地よく、よく考えられた配置だと思いました。
3. 快適な操作性と軽量ボディ
操作系統はとてもシンプルで、誰でも直感的に扱えるのが嬉しいところ。スイッチやノブの配置は、演奏中に迷うことなく、素早く自分好みの音色に切り替えられる工夫がされています。また、重さが約2キログラム程度と軽量なので、長時間の演奏でも肩や腕に負担がかかりにくい設計。リハーサルやライブでの長いセットでも、ストレスなく快適に演奏できるのは、実際に使ってみた多くのミュージシャンが実感している点です。
まさにエレキとアコギのいいとこ取りといった感じのスペックですね!
4. 優れたコストパフォーマンス
メキシコの最新工場で製造されるこのモデルは、アメリカ製モデルと同等のクオリティを保ちながらも、非常に手頃な価格が魅力。高品質な素材と緻密な設計が、安心して長く使えるギターに仕上がっており、初心者からプロまで幅広い層に支持されています。価格以上の満足感と多彩なサウンドが、今日の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。
まとめ
Fender Acoustasonic Player Telecasterは、伝統あるテレキャスターの魅力をそのままに、最新技術を融合させた非常にユニークなギターです。素材選び、サウンドメイキング、操作性と、どの面から見ても実用的でありながら革新性に溢れ、さまざまな音楽表現に対応可能。これからギターを始める方はもちろん、既に愛用している方にも、新しい音楽体験を提供してくれる逸品としておすすめできます。
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